著者ヴォルフラム・ホグレーベ(著) 浅沼光樹(訳) 加藤紫苑(訳)出版社法政大学出版局発行日2021年12月ISBN9784588011344ページ数193,27,3Pキーワードじゆつごずけとはつせいしえりんぐしよせかいじだいの ジユツゴズケトハツセイシエリングシヨセカイジダイノ ほぐれ−べ ヴおるふらむ HO ホグレ−ベ ヴオルフラム HO9784588011344内容紹介ボン大学でのマルクス・ガブリエルの前任者であり、彼をシェリング研究へと導き入れた師でもある哲学者ホグレーベの代表作。
中期シェリングの未完の遺稿『諸世界時代』を、英米言語哲学の諸ツールを用いて解釈することで、シェリング哲学の現代的意義を明らかにする。
「世界は存在しない」というガブリエルの主張の源泉に溯りながら、シェリング思想の核心へ導いてゆく一冊。
待望の初邦訳。
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目次第1章 序/第2章 シェリングとダンテ—シェリングの思惟へのひとつの導入(ダンテ読書会/新しい神話の理念/自然についての壮大な詩/ダンテに対するシェリングの関心/シェリングは〈新しい神話〉を詩の形式で表現することを断念する/ダンテは『諸世界時代』にとって理想の意味を持つ/『諸世界時代』の論証を再構成するという課題)/第3章 『諸世界時代』の再構成への移行—述語づけの理論と形而上学(形而上学と述語づけの成功条件/形而上学と述語づけの妥当条件/形而上学と述語づけの存在条件/述語づけの開始条件—超越論的理想に関するカントの理論/シェリングと超越論的理想に関するカントの理論との関連/述語的素粒子の理論について)/第4章 述語づけと発生—『諸世界時代』(『諸世界時代』の“述語づけの理論”的アプローチ/根源的否定と根源的肯定/述語的回転/カオスから秩序へ/自己組織化と統一/シェリングの世界公式/理性と狂気)/第5章 後記
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